銀鏡とは
silver mirror
銀鏡は全ての薬液が純水からできています。
また、銀鏡はクロームメッキと違い
6価クロームを使わないので、環境にやさしい表面処理です。

銀鏡が廃液処理により、
有価物としてリユースが可能です。
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銀鏡塗装とは
silver mirror paint
”銀鏡反応”という無電解メッキを利用した塗装方法です。
有害な金属を用いないで、”銀を表面に精製する”銀鏡塗装技術は高級な意匠性を付与し、表面加飾による差別化を求める産業界でその完成が待望されています。
更なる進化
Evolution
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従来技術による銀鏡塗装品は
「シケ(腐食性欠陥)」「層間剥離」の諸問題がありました。
これらの問題を解決するには、
①銀粒子の酸化還元反応を完全に終結させる
②形成された銀層中の銀粒子が変化するのを防ぐ

事が重要です。

そこでダイテックは、銀鏡塗装の性能を向上させ諸問題をクリアするために、
第一活性化処理のほか、第二活性化処理、安定化処理(リンス処理)工程が非常に重要である事を確認し開発を進めていきました。

その結果、1990年代以降に普及した銀鏡システムから進化し、塗装外観だけでなく銀鏡塗膜性能が飛躍的に向上しました。
これからの塗装
From now
排水を産業廃棄物ではなく、有価物として換金できる時代になりました。


銀鏡に使用した水は、中和する事により純度の高い銀を精製する事が出来ます。
従来、塗装に使われた排水は産業廃棄物として業者に費用を払って引き取ってもらいました。しかし、銀鏡の排水を中和する事で得られる純度の高い銀は、有価物として企業の利益に還元できます。
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こだわりの塗装工程
Process
ダイテックが開発・販売しているミラーシャインは、スプレーガンによる作業の効率化が大きな特長です。湿式メッキ作業の工程では20余りの浸漬(しんせき)工程あった作業工程も、スプレーガンを使用した場合は7工程になります。